7年前に注文住宅で家を新築されたN様。
今回、家の周りのカーポート、ウッドデッキ、アプローチのリフォームをご検討いただきました。
注文住宅で家を建てようとするとまず間取りを考え、次にキッチンや浴室など、水回りの設備や壁紙や床材の選定、そして外観色を決めたりと、打ち合わせで決めることは山積みです。
工事の進捗の都合や材料の手配などの要因からスケジュール決め、何度も打ち合わせを重ねていった後、終盤になって外構の打ち合わせが入ってきます。
家づくりに夢を持たれている方は、新しい家での過ごし方や建物本体の外観などイメージには胸が弾むのですが、建物とエクステリアのバランス等、敷地全体が外からどんな風に見えるか・感じるかはついつい見逃しがちです。
N様も家の中こそ夢とこだわりの詰まった快適な住まいに仕上がっていますが、外から見た時の家には心残りがあったそうです。
7年越しの家づくり、どんな風に進んでいったのでしょうか。
Q.リフォームをしようと思われたきっかけ何だったのでしょうか。
N様
外構が家と合っていないような気がして、ずっと気になっていたんです。
カーポートも欲しかったですし、趣味の自転車を置く場所も欲しかったんです。
家と外構の満足度に差があり、それが気がかりになっていたことがきっかけだったようです。
周囲は新しいお家ばかり。他のお家を見ていくうちに外構と建物の調和の大切さに気がつかれたそうです。
▲リフォーム前の外観。自転車が窮屈そうに置かれていました。
建物がホワイトとブラックのモノトーンでスタイリッシュに仕上がっているのにエクステリアはナチュラルな仕上がりになっていました。
建物とエクステリアのデザインの乖離を改善すべく、N様がイメージされているものを探りながら打ち合わせを重ねていきました。
Q.どんな提案をされたのでしょうか。
N様
カーポート、ウッドデッキ、塀も合わせてデザインバランスが合うように提案していただきました。
特にカーポートは照明を使ってライトアップして、夜の印象まで考えてくれて、とても気に入っています!
▲リフォーム後の外観。外壁色とエクステリアデザイン色がマッチしています。
南東角地のとてもいい土地形状ということもあり、昼間は家の中から庭にかけて繋がりが持てるような外構計画を、夜はカーポートの柱の側に照明を埋め込むことで屋根面と車に照明を当て、幻想的に仕上げました。
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▲左:昼間の写真、右:夜の写真
また、ウッドデッキは室内側のリビングと隣接していますが、極力段差を減らすよう設計いたしました。
段差が少なくなることで、リビング空間が外まで繋がります。すると、ひとつの空間として延びている感覚になり、広がりを感じることができます。
敷地が角地ということから安全面と意匠面から塀もご提案させていただきました。
▲白の塀は家の2階の外壁色とも良く合っています。
塀の裏側にはご主人様の趣味の自転車を置くスペースを設置。
塀の白、空の青、そしてご主人様の自転車。とても綺麗な一枚が撮影できました。避暑地に建つ別荘の一角のようです。
Q.リフォームしてからの感想をお聞かせください。
N様
ずっと気がかりだった外構が思い通りになってとても満足しています!
ご近所の方からは「また家を新しくしたみたいだね!」と言っていただき、新築の気分がまた味わえています。
担当の関山さん、梅村さんには本当に感謝しています!
今回、完成した外構の撮影でお邪魔させていただきましたが、外構と家そのものの色合いを合わせたことで、敷地全体がいきいきと輝いたように感じました。
また、植栽工事はN様自身で行っていただきました。
ご自身で手を加えていただいたことで、私たちトヨタホームリフォームと一緒に作り上げた一体感もお持ちいただけたので、N様からお声掛けいただいて、最後に一緒に写真に写らさせていただくこともできました。
BEFORE

AFTER
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担当スタッフ
設計担当の梅村と営業担当の私(関山)でN様のイメージされるものを明確な形へ固めるべく、様々なご提案をさせていただきました。 パースという外観イメージ図を使用して、カーポートをどんな風に作るか、塀をどんな風に作るか、などの商材の配置や建物との色の取り合いを確認いただいたり、使用を検討している商品の素材をサンプルで取り寄せ、直接肌触りや風合いを確認していただいたりして、N様の求められるイメージを具現化させていただくお手伝いをさせていただきました。 N様自身で見比べてご検討いただけたので、完成のイメージにもご満足いただけ、ご家族の思いを一緒に実現できたことを大変嬉しく思います。